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乳歯は一生ものではありませんが、それでも、お子さんの歯を清潔に保つことは大切です。お子さんの口の中で、自然に存在する雑菌が、歯についた食べ物の残りかすに含まれる糖分と結びついた時に、歯のエナメル質を攻撃する酸が作り出されることで、虫歯ができます。

あなたの小さなお子さんに、歯のケアについて教えること。それもまた、親子の絆を深める素晴らしいチャンスです。歯医者さんへ行きやすくさせてあげて、早いうちに一生ものの健康的な歯を保つための習慣を身につけさせるのにも役立ちます。

幼児の歯みがきの時間はいつ?

幼児は、できれば毎食後に歯みがきをするのが理想的です。寝る前は、子どもの歯をみがくのにもっとも重要な時間です。虫歯をつくる雑菌は、夜の方が繁殖しやすいからです。

幼児の歯のみがきかた

  • お子さんの自立心に訴えかけましょう(「自分の歯をみがけるのは、大きい子だけなんだよ」など)。おいしい味のする歯みがき粉と、小さくてやわらかい歯ブラシを与えてあげましょう。そうすることで、新しいおもちゃと同じように、歯みがきの日課についても、お子さんはワクワクして迎えてくれるかもしれません。
  • フッ素の入った歯みがきを、えんどう豆サイズの少量だけ使いましょう。
  • お子さんは前歯だけに集中してしまうかもしれません。後ろに隠れた歯もみがくように、声かけをしてあげましょう。
  • 水でていねいに口をすすぐ方法を、お子さんに見せてあげましょう。それから、仕上げ用歯ブラシでお子さんの歯を念入りにみがいてあげます。小さい子どもたちは普通、すべての歯の溝やすき間を磨ききることができません。小学2、3年生になるまでには、お子さんが自分で歯を磨けるようになるでしょう。

お子さんを歯科医に連れて行く時

歯医者さんに行く機会を楽しく感じてもらうために、最大限のことをしましょう。もしお子さんが不安になっていたら、あなたが歯医者さんの「魔法」の椅子に座り、お子さんを膝の上に座らせてあげてください。そうすると、歯科医はお子さんの口の中をさっと見ることができます。

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