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赤ちゃんを家に連れてきたばかりの頃は、赤ちゃんは多くの時間を寝床かお母さんに抱かれて過ごすことになります。そのため、赤ちゃんにとってもお母さんにとっても、安心で快適な場所にすることが重要です。

適正な環境

大半の時間、赤ちゃんは上を見上げて過ごすことになります。頭に日光や電気の光が直接あたるとまぶしく不快なので注意しましょう。また、部屋の配置はなるべく歩き回らずにすむよう生活動線を考えて、お母さんも楽でくつろげるようなものにしましょう。

新生児用かご型ベッドは、赤ちゃんが寝返る数ヶ月までの間は、移動が可能なので、あると便利です。例えば、クーファン、ハイローベッド&チェアのようなものです。いつでも近くに連れてきて赤ちゃんから目を離さないですみます。

ベビーベッドや布団を選ぶ

赤ちゃんにとってベビーベッドや布団に必要な条件はシンプルです。ベビーベッドは安全な囲いが付いている頑丈なもので、平らで沈みこまない硬さのマットレスを敷きましょう。新品が用意できなくても大丈夫です。中古品を譲り受ける場合は以下のことに注意しましょう。

  • 赤ちゃんが隙間から落ちたり、手足が出ることがないよう、柵の間が大きく空いていないものを選び、また、柵に欠けている部分や壊れている部分がないことを確かめましょう。
  • マットレスとベビーベッドの間に挟まると危険です。マットレスは枠にピッタリはまるもので、指二本分よりも広い隙間がないようにしましょう。ビニールカバーはすべて外しましょう。シーツを使用する場合、寸法が合っていてピンと張っているかを確認しましょう。敷布団の場合も同じです。
  • 赤ちゃんの服がひっかかって怪我をするのを防ぐため、ベッドの頭板や足板に切り抜きの装飾がないものを選びましょう。
  • モービルは赤ちゃんから届かないようにし、寝床に落ちてこないようにきちんと固定されているかを確認しましょう。
  • 寝床周辺のモービルなど、ぶら下がっているものにつかまろうとして転んだり、もつれたりすることがないよう、赤ちゃんが立ちあがり始める頃までには、外すようにしましょう。
  • 寝床は、ロールカーテンやブラインドのひもの近くに置かないようにします。また、間接照明や携帯電話の充電器など、家電コードの位置にも気をつけます。赤ちゃんがいつの間にか動き、コードにからまって窒息する恐れがあります。また、転落の危険性を考え、手が窓に届くような場所も避けましょう。

睡眠時の安全

乳幼児突然死症候群 (SIDS) のリスクを減らすため、「セイフ・トゥ・スリープ (安全な睡眠を)」というフレーズを忘れないようにし、昼寝の時間でも、子守りする人全員がこのルールを守るようにしましょう。

ちょっとしたスキに気を付ける

ベビーベッドやソファーの上などで、柵を下ろしたままおむつを替えたりお世話をすることもあるでしょう。そのときは、ほんの一時と思っても、赤ちゃんのそばから離れないようにしましょう。たとえ1分1秒のちょっとしたスキでも、赤ちゃんが落下する危険性があるからです。赤ちゃんのおむつ替えや着替えをする前に、必要なものがすべて揃っている状態にしましょう。あなたからは必要なものが十分に届き、赤ちゃんからは届かない場所に置きましょう。途中で電話が鳴っても無視しましょう――赤ちゃんの安全が第一です!

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